競馬

ダイワスカーレットに学ぶ!勝つ競馬術!

【ダイワスカーレット】

「女傑」であり、安定感抜群の存在として一時期を飾った、ダイワスカーレット。デビューから引退までの12戦連続連対はJRA所属の牝馬の中で最多記録である。華やかさでは同時代をともにリードしたライバル、ウオッカには譲るものの、戦績ではそのウオッカの上を行く。歴戦の牡馬相手に敢然と渡り合ったことを含め、もう少し評価されてもよいだろう。

【主な勝ち鞍】
・2007年桜花賞【阪神・芝1,600m】(GⅠ)
・2007年秋華賞【京都・芝2,000m】(GⅠ)
・2007年エ女王杯【京都・芝2,200m】(GⅠ)
・2008年有馬記念【中山・芝2,500m】(GⅠ)

【父:アグネスタキオン 母:スカーレットブーケ 栗東・松田国厩舎】

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ウオッカとの激戦

対ウオッカに限定して戦績を見ていくと、桜花賞トライアルであるチューリップ賞は、ハナを切りレースを引っ張るものの、一度ウオッカにかわされると差し返せず、2着敗戦。だが桜花賞は逆に、直線早々に抜け出すという積極競馬を見せ、ウオッカの鋭い末脚を封じ込める。「二の脚」使い・ダイワスカーレットの誕生であった。


史上最高の激戦、2008年天皇賞・秋

その後秋華賞での勝利、有馬記念の2着と、常にウオッカに先着を果たす。そしてウオッカとの最後の対戦、翌年の天皇賞・秋。東京・芝2,000mという距離はライバルの土俵であり、まして東京コースは未経験である。
なおかつ秋復帰初戦という、まさに追い詰められた状況。にもかかわらず、女傑に成長を遂げたダイワスカーレットはチューリップ賞では成しえなかった「差し返し」をライバル、ウオッカに見せつけた。

結果、同着と思しき結果はわずか2cmでライバルに軍配が上がったものの、不利な状況を感じさせることのない「逃走」は、スケールという点ではウオッカを上回っているといえるだろう。


稀に見るスタートダッシュ

スタート後の加速は過去の「逃げ馬」と比較しても遜色ない。また、古馬になってからはハイペースでそのまま押し切るという「一気通貫」型を身につけた、まさに稀有な競走馬だった。

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