ダイワメジャーに学ぶ!勝つ競馬術!
| 【ダイワメジャー】 喘鳴症という難病と闘いながらも、競馬界に一時代を築いたダイワメジャー。その血統の良さ、戦いぶりから、高貴な印象を私たちファンに与えてくれた。血統の良さ、という観点から言えば、妹・ダイワスカーレットとともに走った引退レース、有馬記念が思い出される。 今後は伸び悩むマイル・短距離界にその「良血」を活かして、強い競走馬を誕生させてくれることだろう。 【主な勝ち鞍】 ・2004年皐月賞【中山・芝2,000m】(GⅠ) ・2006年天皇賞・秋【東京・芝2,000m】(GⅠ) ・2006年マイルCS【京都・芝1,600m】(GⅠ) ・2007年安田記念【東京・芝1,600m】(GⅠ) ・2007年マイルCS【京都・芝1,600m】(GⅠ) 【父:サンデーサイレンス 母:スカーレットブーケ 美浦・上原厩舎】 |
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ひょっとしたら長距離特性も?
ダイワメジャーの春・クラシック戦線での結果は皐月賞制覇、ダービー6着というものである。万能型である父サンデーサイレンスに対し、後に長距離戦線で活躍したダイワスカーレットを輩出した母スカーレットブーケという組み合わせを考えると何やら「長距離向き」の感もあるのだが、そうした才能を試す間もなく、「喘鳴症」という病魔がダイワメジャーの体を蝕んでいくのである。喘鳴症との戦い
皐月賞こそ獲るものの、その後は喘鳴症の影響や手術のよる休息もあり、長くターフから遠ざかる日々が続く。競走馬にとって、呼吸器官が冒されるのは死活問題である。身体を充足させながらさらに実力を磨いていくことは至難の業。だが、ダイワメジャー並びに関係者はその針の穴に糸を通すような難業をやってのけた。長距離戦線はほぼ諦め、自らが制した皐月賞よりも短いマイル戦線に照準を絞って戦うこととなる。
マイル戦線の覇者として
喘鳴症と戦いながらのマイルGⅠ3勝、そして中距離界の最高峰レース、天皇賞・秋を制したことは称賛に値する。特に、マイル戦での「時計の良さ」は歴代のマイラーと遜色のない内容だ。京都の高速馬場での1分32秒台はもとより、07年・東京の安田記念1:32.3はまさに出色である。ダイワメジャーと言うと毛並みの良さばかりが目立つが、疾病を克服しようとする熱いハートを持った「ど根性タイプ」の競走馬なのである。
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