チョウサンに学ぶ!勝つ競馬術!
| 【チョウサン】 2007年毎日王冠をレコード勝ちしたチョウサン。勝ちタイム1:44.2は同馬の能力の高さを彷彿とさせるものであり、同時期に活躍した、後に8歳馬で天皇賞馬となるカンパニーとも遜色のないものである。 「これからもう一花」という2008年秋、右前脚骨折により予後不良となってしまったが、その後のカンパニーらの活躍を見る限り、チョウサンにもその栄誉挑戦権が与えられただろうことは容易に察しがつく。 【主な勝ち鞍】 ・2007年毎日王冠【東京・芝1,800m】(GⅠ) 【父:ダンスインザダーク 母:ステイヤング 美浦:清水利厩舎】 |
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堅実さが身上
デビュー後、順調に勝ち上がり、ダービートライアルである青葉賞に出走。残念ながら4着に終わり、出走権を逃す。その後、自己条件戦を10戦中8回の3連対という堅実さを発揮。平場で「チョウサン保険」に加入されていたファンの方も多かったのではないだろうか。
能力が開花した毎日王冠
そして迎えた2007年毎日王冠。単勝8番人気、44,4倍というオッズの中、上がり馬チョウサンはその真骨頂を見せた。相手はGⅠ4勝の当世第一人者・ダイワメジャー。道中、中団待機で脚を貯め、府中の長い直線、先行脚質のダイワをジリジリと追い詰める。そして放たれた矢のように前を行くダイワを捉え優勝。条件戦をクリアしたばかりのチョウサンが競馬ファンに「邂逅」した瞬間だった。
大いなる助走
続く「最高峰」、天皇賞・秋。上がり馬として一気に山を駆け上がれるのか、まさに一世一代の大勝負であった。毎日王冠と違い、道中は最後方で様子をうかがう。そして直線、放たれた矢は前日の大雨によるやや重コンディションが響いたのか、的を射ることなく失速。8着に終わる。だが、チョウサンの挑戦はそれで終わるはずもなく、その後もGⅠに果敢にアタックしていく。だが坂路調教中の怪我がたたり、その競走馬生活の幕を閉じた。チョウサンが一介の重賞馬なのか、素質馬だったのか、評価は分かれるところだが、毎日王冠のレコードはいつまでも消えうせることのない「栄光」として、人々の脳裏に刻まれることだろう。
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