競馬

シンボリクリスエスに学ぶ!勝つ競馬術!

【シンボリクリスエス】

ケンタッキーの雑草魂が日本で大活躍。シンボリクリスエスは血統的には「傍系」で、目立った活躍馬が近親には存在しない「地味」な出自であった。
だが、3歳にして古馬中距離レース最高峰の天皇賞・秋を制覇し、一気にスターダムへと昇り詰める。天皇賞・秋、有馬記念を連覇するという「離れ業」は、2000年代初頭を彩るスーパーホースでしか演じ得ない芸当であった。

【主な勝ち鞍】
・2002年天皇賞・秋【中山・芝2,000m】(GⅠ)
・2002年有馬記念【中山・芝2,500m】(GⅠ)
・2003年天皇賞・秋【東京・芝2,000m】(GⅠ)
・2003年有馬記念【中山・芝2,500m】(GⅠ)
【父:KrisS 母:TeeKay 美浦・藤沢厩舎】

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砂向き血統か?

シンボリクリスエス自体は、ご存じの通り現役時代は芝レースでの出走しかない。だが、アメリカ産という特性上、どうしてもダートのイメージが強くあるのは否めないところだ。

現に、JCダートやフェブラリーステークスを制したサクセスブロッケンやその他にもダート出走歴のあるモンテクリスエスやサンカルロなどを産駒として輩出しており、ダート界に大物を送り込む良血サイアーとして、2010年代は活躍するのかもしれない。


中山適性が如実に反映

3歳秋にして、天皇賞・秋と有馬記念を勝つということは容易ならざることである。
この年(2002年)東京競馬場改修に伴い、中山で行われた天皇賞・秋。中山2,000mと言えば皐月賞の舞台であるが、クリスエスはその頃ようやく3歳オープンに駒を進めたばかり。未経験コースが不安視されたが、名手・岡部Jの巧みな「先に仕掛ける」騎乗が勝利を呼び込む。

その後、距離延長した有馬記念でもタップダンスシチーを競り落として勝つ。結果的にはむしろ「中山巧者」と言えるだろう。


天皇賞・秋連覇

では、東京コースはどうかといえば、ダービー2着にはじまり、ジャパンカップのような「直線勝負」の最たる舞台では勝てなかったものの、4歳の天皇賞・秋では距離短縮効果か、33秒6の末脚を見せ快勝。基本的には中山>東京の図式が成り立つが、東京2,000mはトリッキーコース。こうした「癖のある」場に強い競走馬、という評価が似合う名馬だった。

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