ウオッカに学ぶ!勝つ競馬術!
| 【ウオッカ】 64年ぶりの牝馬によるダービー制覇。まさにウオッカは21世紀初頭を代表する競走馬である。先行して良し、後ろ差しで良し、という脚質の自在さはもちろんのこと、宿敵ダイワスカーレットとの数々の「一騎打ち」は競馬ファンならずとも、胸を熱くさせる戦いであった。 また、牝馬にして7冠の栄誉に輝くのは史上初であり、まさに日本競馬史上最強の牝馬といえる。 【主な勝ち鞍】 ・2006年阪神JF(GⅠ) ・2007年東京優駿(GⅠ) ・2008年安田記念(GⅠ) ・2008年天皇賞・秋(GⅠ) ・2009年ヴィクトリアマイル(GⅠ) ・2009年安田記念(GⅠ) ・2009年ジャパンカップ(GⅠ) 【父:タニノギムレット 母:タニノシスター 栗東・角居厩舎】 |
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「平成の名門」角居厩舎へ
ウオッカのデビューは2歳時の10月。一般的な競走馬のデビュー時期といっていい。デビュー戦快勝後、黄菊賞2着で迎えた2歳女王決定戦、阪神JFにおいて1分33秒1のレースレコードを叩きだし、快勝。この古馬GⅠクラスの勝ち時計をマークしたことから、ウオッカは一気にスターダムへと駆け上がっていくのである。ダイワスカーレットとの苦闘
生涯のライバル、ダイワスカーレットと邂逅したのが3歳時のチューリップ賞である。競り合いを首差交わし、ウオッカが勝利。以後、4度にわたり激しい戦いを繰り広げることとなる。桜花賞、秋華賞、有馬記念と先を行くダイワスカーレットを「差す」ことはできなかったが、4歳の秋、府中のターフをダイワが演出したハイペースの中、激走するウオッカ。史上稀にみる激戦は、2cm差でウオッカの勝利。エアグルーブ以来の牝馬による天皇賞勝利に輝いた。
マイル戦の「猛者」世界へ
ウオッカの7冠のうち、4冠はマイル戦でのものである。さらに、うち3冠は東京コースという「府中巧者」。いかに左回り・長い直線がお似合いの「姫」であったことが分かる結果である。ウオッカは2000年代初頭を代表する牝馬であり、なおかつ「マイル戦の覇王」という形容がよく似合う競走馬なのである。幾度かのドバイ挑戦は惜しくも実らなかったが、ウオッカの仔がいつの日か世界を制することは夢ではないだろう。
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