競馬

アイポッパーに学ぶ!勝つ競馬術!

【アイポッパー】

ステイヤー界の大御所的存在として現役時代、活躍を遂げたアイポッパー。決して順風満帆な競走馬生活ではなかったが、稀有なスタミナ能力を持ち、3,000m以上のレースでは欠かせない存在であった。

蹄が弱く、裂蹄に悩まされていた点が残念なところではあったが、こうした「一芸に秀でた」能力を持っている競走馬がターフに存在することで、競馬がより一層楽しめる。そのことをアイポッパーは教えてくれたのかもしれない。

【主な勝ち鞍】
・2006年ステイヤーズS【中山・芝3,600m】(GⅡ)
・2007年阪神大賞典【阪神・芝3,000m】(GⅡ)

【父:サッカーボーイ 母:サンデーアイ 栗東・清水出厩舎】

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クラシック戦線は「蚊帳の外」

もともと体質的に弱く、3歳6月にデビューするという遅さ。だが、こうしたことが逆に8歳まで現役を続行できた理由であろう。2戦目の函館で未勝利を脱すると、その後は連を一度外しただけ、という活躍で、1年でのオープン入りを果たす。


長距離レースに活路を見いだす

05年1月の万葉Sがアイポッパーの転機となる。これまで2,400m前後を主戦場としていたが、初となる3,000m戦。ここでの貫禄のある勝利が、今後のアイポッパーの進むべき路線を確固たるものとした。その後は基本的に3,000m以上のレースに出走。O.ペリエでステイヤーズSを、武豊で阪神大賞典を制した。


蹄の弱さが致命傷に

アイポッパーの競走馬生活を語る上で避けては通れないのが「蹄の弱さ」である。ステイヤーズS後の有馬記念を蹄葉炎で回避するなど、持病と戦い続けた。
また、蹄の弱さのみならず、指骨骨折や馬インフルエンザに罹るなど、常にその競走馬生活は病との戦いであった。そうした中でのステイヤーレースでの活躍は称賛に値する。

だが、8歳時、これまでの蓄積した疲労が溜まったのか、重度の蹄葉炎に罹った。時すでに遅しの状態であり、予後不良の措置が取られた。病の状況を見計らいながら出走を重ね、活躍したアイポッパーこそ、まさに競走馬の鑑という形容が相応しいのではあるまいか。

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